スウィング黄金時代 ザ・ブルーコーツオーケストラ
20世紀が生んだ最大の芸術遺産、ジャズ
その発祥と発展を楽しみながら検証するコンサート
スウィング黄金時代
映画「スウィングガールズ」でも使われたスタンダードジャズの名曲が次から次へ。本格的な演奏で「スウィングしなけりゃ意味ないね!」。本場アメリカ公演でもスタンディングオベーション(最大級の賛辞)を受けた名演奏で、ホンモノのスウィング感を満喫して下さい。ジャズは20世紀が遺した史上最大の音楽遺産。ラテン音楽ほかさまざまな文化の影響を受けながら、今も進化を続けています。この公演では、その誕生から発展を、演奏と解説で辿ります。社会と音楽の密接な関係を、授業で習った世界史の知識とリンクさせれば学習意欲も上昇まちがいなし。
ザ・ブルーコーツオーケストラ プロフィール
1946年に発足したブルーコーツ・オーケストラは現在活躍中のビッグバンドの中で最も長い歴史と伝統を誇っており、黛敏朗、秋吉敏子等、数多くの有名な音楽家を輩出しています。
1970年、芸大出身の森寿男が三代目リーダーを、2023年には岩﨑敏信が四代目リーダーを引き継ぎ、カウントベイシー、デューク・エリントンの精神とフィーリングを追求し、心に語りかける暖かいサウンド創りを目標に演奏活動を続けています。
レコード制作では、芸術祭参加作品、オリジナル曲「ドン・キホーテの詩」「サテンドール」を始め、LP10枚、ダンスレコード「レッツダンス」他LP8枚、ビデオディスク「スタンダードジャズ」等を発売。
■主な活動の記録
1994年 45周年コンサートは、テレビ朝日「題名のない音楽会」にて放映
1995年 グレンミラーフェスティバルに招聘され、本場アメリカでも大好評を博す
~ 中 略 ~
1999年 結成50周年記念CDをリリース/デユーク・エリントン生誕100周年記念コンサート/テレビ朝日「題名のない音楽会」
2002年 東京藝術大学公演「時の響き~ジャズin藝大~」の模様がNHK-BSで放映
2004年 南里文雄賞受賞/「ジャズに情熱をかけた男たち・ブルーコーツ70年」が出版され、スウィングジャズ・ブームに乗って注目を集め、ミュージカルとして上演される
2010年 65周年記念アルバムをリリース
2021年 結成75周年記念コンサートを開催。
プログラム例(約90分)
ジャズの歴史に沿って
- Muskrat Ramble
ジャズの発祥・ディキシーランドジャズ - 聖者の行進
ディキシーの名曲をコーラス入りで - Saint Louis Blues
これがブルースの原型です - Linger Awhile
白人の間で流行したダンスミュージック - In The Mood
スウィング全盛期への第一歩・だれもが知っている名曲
各セクションをフィーチャーして判りやすく解説
- Moonlight Serenade
サックスセクションの美しいハーモニー - Pennsylvania 65000
ベルの擬音が入ります - When You Wish Upon a Star
ディズニーの曲をオリジナルアレンジで - G線上のアリア
クラシックの名曲をジャズのスタイルで演奏 - マカレナ
情熱的でリズミックなラテン音楽 - アドリブとリズムについての解説
- Sing Sing Sing
派手なドラムソロをフィーチャー
ジャズの名曲演奏(一般教養としてこれだけは押さえておきたい曲集)
- Take the A Train
- Mack The Knife
- In a Mellow Tone
- Caravan
監修:生涯学習音楽指導員 重本昌信
[メンバー構成] 17名 ほかスタッフ