芸術鑑賞会、音楽鑑賞教室の重本音楽事務所 トップへ小学校向け音楽鑑賞会、音楽鑑賞教室のご紹介中学校向け芸術鑑賞会、音楽鑑賞教室のご紹介高校向け芸術鑑賞会、音楽鑑賞教室のご紹介行政機関向け文化振興事業、生涯学習、文化体験事業のご紹介出演者、演奏家、舞台関係の方へ芸術鑑賞会、音楽鑑賞教室の重本音楽事務所について重本音楽事務所へのお問い合わせ
トップ > 高校の先生方へ > 日本の伝統文化 > 狂言鑑賞&体験プログラム

狂言鑑賞&体験プログラム 大藏彌太郎一門

狂言は現存する世界最古の演劇。
自国の文化を知ることは国際化社会では必須です
狂言ってなに?誰でも楽しめる演目で大いに笑って下さい

日本文化の素晴らしさを学ぶ


大藏流第25代宗家、大藏彌右衛門の直系である二十六世 大藏彌太郎、大藏基誠、大藏教義らが興した「大藏流狂言SHIN」による青少年向け企画。 
判りやすい解説で理解が深まって笑いも倍増。
日本人の美意識、約700年前の生活感が目の前によみがえります。

プログラム例(約90分)

能と狂言 その共通点と相違点 第一部 ワークショップ
狂言のみどころ

  • 舞台空間
  • 演出術
  • 擬音
  • 小道具の使い方
  • 能と狂言 その共通点と相違点

鑑賞の手引き「ぶす」など有名な狂言の鑑賞
次に上演する狂言についての解説、鑑賞のしかた、登場人物のキャラクター紹介など

第二部 狂言の鑑賞
附子(ぶす)
近寄る事も禁じられた主人秘蔵の猛毒「附子」。主人に留守を預かる太郎冠者と次郎冠者は、怖いもの見たさの衝動に駆られ、毒風を仰ぎ返す作戦で、附子に近づきます。二人の運命は・・・。
謡・舞、喜怒哀楽など狂言の要素がふんだんに盛り込まれた秀作です。

体験コーナー第三部 体験コーナー
「笑い止め」という様式にのっとり、生徒さんに舞台の上でいろいろなしぐさを体験してもらい、皆さんで楽しんで締めくくります。
独特な姿勢や歩き方に始まり、声の出し方、大笑いの方法、最後は皆さんでコミカルな、ある登場人物の動きで真似て大笑い!

[メンバー構成]3名~5名 ほかスタッフ

出演者プロフィール

大藏流(大藏彌右衛門家)とは・・・
大藏彌右衛門家の系譜は、初代大藏彌右衛門(南北朝時代、後醍醐天皇の世)にさかのぼる。11代大藏彌右衛門は、織田信長に仕えて「虎政」の名を拝領。その後、豊臣秀吉にも仕えた。12代大藏彌右衛門は、徳川幕府直属金春座の狂言大藏流の当主として認められ、大藏流の家元としての地位を確立した。その後脈々と現在に踏襲されている。

二十六世 大藏彌太郎(Yatarou Ohkura)

能楽師狂言方(大藏流)。能楽協会会員。東京都在住。
能楽狂言大藏流第二十四世宗家大藏彌右衛門の初孫にて、二十五世大藏彌太郎の長男。
四才の時、狂言「以呂波」にて初舞台。平成十年秘曲「釣狐」を披き、宗家に伝わる幼名「千太郎」を襲名。
平成二十八年、成人名「彌太郎 千虎」を襲名。
各能楽堂での活躍はもちろん、日本各地での学校狂言、狂言教室、稽古場等も主催、狂言の普及、指導に勤め、能楽界の発展に意欲的に取り組む。
現宗家の硬質で品位ある芸風を受け継ぎながら、一方で現代感覚から遊離しない演技も持ち合わせ、将来を嘱望されている。
海外公演も数多く、いずれも大好評を得ている。
2002年、基誠(弟)、教義(従弟)と共に大藏狂言《SHIN》を結成。
狂言の真を追求し、若手の団結をはかるため若手狂言を展開させる。