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狂言体験プログラム

「ぶす」など有名な狂言の鑑賞

日本の伝統文化体験プログラム・ユネスコ世界無形遺産

狂言は現存する世界最古の演劇。自国の文化を知ることは国際化社会では必須です。
狂言ってなに? それは、信長、秀吉、家康が楽しんだショートコント。大いに笑って下さい。


日本文化の素晴らしさを学ぶ

大藏流第25代宗家、大藏彌右衛門の直系である26世大藏彌太郎、大藏基誠、大藏教義らが興した「大藏狂言SHIN」による青少年向け企画。
判りやすい解説で理解が深まって笑いも倍増。日本人の美意識、約700年前の生活感が目の前によみがえります。

プログラム例(約60分)

第一部 ワークショップ
狂言の魅力 狂言についての実演を交えたわかりやすい説明
能と狂言 その共通点と相違点- 狂言おもしろ空間 想像力を働かせて3倍楽しもう
- 言葉のおはなし 「大和言葉」をみんなで発声してみよう(動物の鳴きまね、効果音など)
- 扇など小道具の使い方
 狂言になくてはならない小道具、その多種多様な使い方
- 美しい日本の所作と礼儀作法

鑑賞の手引き
    次に上演する狂言についての解説、鑑賞のしかた、登場人物のキャラクター紹介など

第二部 狂言の鑑賞
柿山伏
修行を終えた山伏が帰郷の道中、おいしそうな柿が成っている木を見つけます。
無断で柿を食べていると、柿畑の主人に見つかってしまいます。
山伏が隠れるので、主人はからかってやろうと思いつき、
「人かと思ったらカラスだ、犬だ、いやサルだ」と言っては物マネをさせたあげく、トビだと言う。
「飛ぼうぞよ」とはやされて柿の木から飛び降りて腰を打つ。逆ギレした山伏は・・・。

狂言第三部 体験コーナー
「笑い止め」という様式にのっとり、子どもたちに舞台の上でいろいろなしぐさを体験してもらい、皆さんで楽しんで締めくくります。
独特な姿勢や歩き方に始まり、声の出し方、大笑いの方法、最後は皆さんでコミカルな、ある登場人物の動きを真似て大笑い!

監修:生涯学習音楽指導員 重本昌信