パシフィックフィルハーモニア東京
定期演奏会150回超 文化庁事業指定

NHK「坂の上の雲」の音楽演奏を担当
文化庁次代を担う子どものための文化芸術体験事業
メンバー編成▶︎ 50名より
21世紀のオーケストラ
1990年設立。
定期演奏会の他、名曲コンサート、協奏曲、オペラ、バレエ、レコーディングなど輻広く活躍。
オペラの分野でも評価が高く、二期会、藤原歌劇団の他、レナータ・スコット、ヘルマン・プライ等、著名オペラ歌手との共演も多い。
バレエでは、国内はもちろん、英国バーミンガムロイヤルバレエ団、ロシア国立レニングラードバレエ団などからも大変高い評価を得ている。
ジャンルを超えた共演も多く、世界的ロック歌手「スティング・世界ツアージャパン公演」にも出演し、スティング本人からも大絶賛を得たことは記憶に新しい。
また、ゲストに桂三枝、三枝成彰、ケント・ギルバート等を迎えてのファミリーコンサートも、多くの方から親しまれている。
2000年度より定期演奏会を年間5回に増やし、海外著名アーティストとの共演も数多く、 21世紀のオーケストラとして今後の活躍が益々期待されている。
プログラム例(約 90 分)
- ルスランとルドミュラ序曲/グリンカ
- 交響曲第5番 ハ短調「運命」より 第1楽章/ベートーベン
- オーケストラのしくみと楽器の紹介
弦楽器 合奏協奏曲「四季」より 春 第1楽章/ビバルディ
木管楽器 四羽の白鳥の踊り/チャイコフスキー
金管楽器 ファンファーレ/ペリ
打楽器 アンサンブル曲 - 美しく青きドナウ/J.シュトラウス
< 休 憩 > - トリッチ・トラッチ・ポルカ/J.シュトラウス
- 管弦楽のためのラプソディより/外山雄三
- 指揮者体験コーナー(生徒1名参加)
- 交響詩「ブルタバ」/スメタナ
監修: 生涯学習音楽指導員 重本昌信
プロフィール

音楽監督・飯森範親
桐朋学園大学指揮科にてジャン・フルネ、小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明の各氏に師事。卒業後、ベルリン、ミュンヘンに留学。バイエルン国立歌劇場ではW.サヴァリッシュ氏のもと研鑽を積む。1994年から東京交響楽団の専属指揮者、モスクワ放送交響楽団特別客演指揮者、広島交響楽団正指揮者などを歴任。1996年の東京交響楽団ヨーロッパツアーでは「今後、イイモリの名が世界で注目されるであろう」と絶賛された。その後、同楽団とは密接な関係を続け、正指揮者、特別客演指揮者を務めた。2004年より山形交響楽団の常任指揮者に着任し、次々と新機軸を打ち出してオーケストラの活動発展と水準の向上に目覚しい成果を挙げた。2007年より音楽監督に就任。2008年にはアカデミー賞映画「おくりびと」にも出演するなど、「飯森&山響」コンビのエネルギッシュな活動は大きな注目を集め、2011年には山形県より齋藤茂吉文化賞を受賞。
海外ではフランクフルト放響、ケルン放響、チェコ・フィル、プラハ響、モスクワ放響、北西ドイツ・フィル、デュッセルドルフ響、ドルトムント・フィル、バーゼル響、チェコ国立ブルノ・フィル、チェコ国立モラヴィア・フィル、ホノルル響、A.ルービンシュタイン・フィルなど世界的なオーケストラを指揮。2001年よりドイツ・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団の音楽総監督に就任、日本人指揮者とドイツのオーケストラの組み合わせとしては史上初の快挙となる「ベートーヴェン交響曲全曲」のCDをリリースし、2006年の日本ツアーを成功に導いた。同オケとは2017年5月にミュンヘンのヘルクレスザールを始めドイツ国内ツアーを指揮。また、同年9月にはポーランドのオルシティン・フィルのシーズン開幕定期公演を指揮し成功を収めた。
国内外の多くのオーケストラとの間に築かれた類稀な信頼関係、信頼を裏付ける着実な活動の輪の広がりが高く評価され、2005年「渡邉暁雄音楽基金 音楽賞」を受賞。さらに2006年度 芸術選奨文部科学大臣新人賞、2006年度 中島健蔵音楽賞を相次いで受賞した。2012年東京交響楽団との《レスピーギ:交響詩「ローマの松」「ローマの噴水」「ローマの祭り」》はレコード芸術誌特選盤、2015年日本センチュリー交響楽団と収録を行った「マーラー:大地の歌」「ハイドン交響曲集vol.1」はレコード芸術特選盤に選出。2016年には世界的にも数少ない日本初となる「モーツァルト交響曲全集」を山形交響楽団と収録し第55回レコード・アカデミー賞(特別部門 企画・制作)を受賞。また、日本初演となった東京交響楽団定期公演との「ポポーフ作曲交響曲第1番」は、オクタヴィアレコードよりCD発売され、レコード芸術誌、朝日新聞 for your Collection両特選盤に選出された。
2020年10月、新国立劇場のシーズンオープニング公演であるブリテンのオペラ「夏の夜の夢」を指揮、好評を博し大成功を収めた。
現在、パシフィック フィルハーモニア東京音楽監督、日本センチュリー交響楽団首席指揮者、山形交響楽団桂冠指揮者、いずみシンフォニエッタ大阪常任指揮者、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、東京佼成ウインドオーケストラ首席客演指揮者、中部フィルハーモニー交響楽団首席客演指揮者。2023年4月より群馬交響楽団常任指揮者に就任。