雅楽瑞鳳会
N.Y.カーネギーホールでも絶賛 世界最古のオーケストラ

世界中が注目するユネスコ無形文化遺産
千数百年かけて熟成されたアジア文化の集大成
メンバー編成▶︎ 3名より ほかスタッフ
使用楽器▶︎ 笙、篳篥、高麗笛、鞨鼓、楽太鼓など
日本人として備えるべき教養
本公演は、鑑賞や楽器の紹介解説はもちろん、児童と一緒に今様を詠ったり、体験コーナーや歴史的なお話も含めて、音楽以外の国語、社会、創作、身体表現など教科横断的な幅広い視点から、雅楽の魅力を多面的なアプローチで紹介します。日本が世界に誇る芸術である雅楽についての学習、体験の機会を持つことは、国際化社会の一員としてはもちろん、2020年東京オリンピック・パラリンピックで世界の人々を迎える開催国の国民としてとして極めて重要ではないでしょうか。このインタラクティブな公演を通じて、雅楽の面白さ、素晴らしさを理解できるでしょう。
プログラム例(約 60 分)
- 胡飲酒破(こんじゅのは)
8世紀頃、現在のベトナム地方から伝わった秘伝の曲 - 越殿楽
紀元前、前漢王朝時代に作られた名曲 - 越殿楽今様で平安時代にタイムスリップ
雅楽の伴奏で、児童のみなさんと一緒に今様をうたい、舞人が舞う雅の世界 - 抜頭(ばとう)
リズミックな打楽器が特徴的な八多羅拍子の曲 - 舞楽体験コーナー
児童代表数名に舞台に上がってもらい、舞の基本動作に挑戦 - 舞楽 納曾利(なそり)
落蹲(らくそん)とも呼ばれ、枕草子や源氏物語にも登場する、舞楽の代表的な曲
監修: 生涯学習音楽指導員 重本昌信
プロフィール

三田徳明
東京生まれ。学習院大学卒・同大学院修了。
9歳より雅楽を学ぶ。中学校在学時より安倍季昌氏に師事。
代々京都で御所に仕えてきた京都方楽家・安倍家の篳篥と右舞を修める一方、左舞を安斎省吾氏に師事。
学習院高等科在学中より演奏活動を始める。
昭和63年「都民芸術フェスティバル」で舞楽『蘭陵王』を舞う。
平成元年、国立劇場の依頼を受け、東京楽所の一員として同劇場主催公演で舞楽『納曽利』を舞う。
平成5年、瑞穂雅楽会を率いてタイ大使館での雅楽公演。同年「アジア民族芸能際in石垣島」
平成7年、ニューヨーク・カーネギーホールで『蘭陵王』『納曽利』上演。
また「雅楽に親しむ」シリーズなどのレクチャーコンサートを各地の劇場・音楽ホール・教育機関で実施。
近年は、雅楽を「アジアの総合芸術」と捉える立場からアジア里探(Return)プロジェクトを推進。中国国立中国藝術研究院や韓国国立韓國藝術綜合大学の研究者と共に、アジアへの雅楽里帰り運動を推進している。
【経歴】
学習院高等科講師、東京藝術大学講師、韓国藝術綜合大学招聘講師、韓国藝術綜合大学招聘教授、ソウル国際舞踊コンクールVIP、ソウル国際舞踊コンクール民族舞踊部門審査員などを歴任。
現在、三田徳明雅樂研究會代表、雅樂瑞鳳會主席、雅楽中央研修所教授。雅楽Office Noriaki代表。
放送大学非常勤講師、学習院大学文学部非常勤講師、学習院生涯学習センター講師、昭和女子大学非常勤講師。
於玉稲荷神社・八剱神社・細田神社 禰宜。
NHK文化センター講師、よみうり日本テレビ文化センター講師。
比較舞踊学会理事、古事記学会会員、全日本郷土芸能協会会員。