日本音楽集団(邦楽)
豊富な邦楽器群が鳴動する時、洋楽とは全く違った響きで人々を興奮のるつぼに巻き込んでしまうのである。 (音楽評論家・富樫 康)
溶け合う旋律美
1964年創立以来、カーネギーホール、プラハの春音楽祭ほか世界31ヵ国151におよぶ都市で公演を行ない、その中でアイザック・スターン、ヨーヨーマやゲヴァントハウス管弦楽団、ニューヨークフィルとの共演を実現し、海外でも高い評価を得ています。
国内でも年間100回以上の演奏を行い、これらの活動に対して1967年芸術祭奨励賞、1970年芸術大賞、1971年芸術祭優秀賞、 1978年第2回音楽之友社賞、レミーマルタン音楽賞、1988年松尾芸能賞特別賞、1990年モービル音楽賞など数々の賞を受賞。
日本を代表する邦楽グループとして現代邦楽に新たな可能性を求め、その活力を21世紀に伝えるべく活動を続けています。
プログラム例(約90分)
- 子供のための組曲より 第1章(軽やかにのびのびと)/長澤勝俊
颯爽とした華やかな曲調が特徴。第1回定期演奏会で初演された作曲家長澤勝俊と日本音楽集団の代表作の一つ - 日本の楽器紹介
- 箏「六段の調」
- 尺八「鹿の遠音」
- 琵琶「那須与一/平家物語より」
- 三味線、笛、太鼓「幕間三重・獅子狂い五段/歌舞伎音楽」
まず、楽器の由来や音の出し方・奏法などを解説します。
楽器への理解が深まったところで、それぞれの楽器の代表的な古典音楽を演奏。
日本の楽器の知識とともに、古典的な音楽にも触れ、興味を深めて頂くことを目的としています - SAKURAパラフレーズ/秋岸寛久編曲
桜坂(福山雅治) - 桜(河口恭吾) - さくら(森山直太朗) - 桜(コブクロ) - 夜桜お七(坂本冬美) - ダンスコンセルタンテⅠ~四季~/三木稔
踊る春 - 水巡る - 秋、そして - 風の花
美しい日本の四季を表現した合奏組曲で、抒情的かつダイナミックに邦楽器群が溶け合う、旋律美にあふれた作品
監修:生涯学習音楽指導員 重本昌信
[メンバー構成] 基本編成11名 ほかスタッフ(予算に合わせて増減可能)