カテリーナ古楽合奏団
100の音色をもつと云われる6人の中世古楽管弦楽団
中世:ルネサンス音楽の世界
カテリーナ古楽合奏団 プロフィール
1973年結成。中世・ルネサンス時代の音楽を独自のスタイルで演奏し、日本を代表する古楽合奏団として活躍している。
1979年に、CBSソニーよりLP「古楽の楽しみ」を発売。
1993年には、クルムホルンレコードよりCD「ドゥクチア」を発売。「レコード芸術」誌では特別推薦版として取り上げられ絶賛され、都内レコードショップで数ヶ月連続してクラシックの部で売上ベストテン入りを果たす。
このCDは1996年夏公開の映画「絵の中のぼくの村」(東陽一監督・第46回ベルリン国際映画祭銀熊賞、第23回ゲント・フランダース国際映画祭グランプリ、アミアン国際映画祭グランプリ受賞)にも起用された。
1995~96年 ニッポン放送のラジオドラマ「宮崎駿の雑想ノート」の音楽を担当。
1997年 ベルギー、ドイツ、イタリアでの海外公演で大好評を得る。
1999年、「ボッシュ幻想」初演
2000年、「ブリューゲルの散歩」初演
2003年 NHK大河ドラマ「武蔵」にて器楽演奏を提供
主な演奏曲目(約90分)
カテリーナ古楽合奏団は中世・ルネサンスの世俗的な曲を得意としています。
また教会や宮廷に伝わる曲も独創的な解釈で現代に息づく音楽として演奏します。
- ドゥクチア/作者不詳(13世紀、イギリス)
- エスタンピー/作者不詳(13世紀、イギリス)
- ショーム吹きの踊り/ティルマン・スザート(16世紀、フランドル地方)
- トリスターナ/作者不詳(14世紀、イタリア)
- ロンド「なぜ」/ティールマン・スザート(16世紀、フランドル地方)
- 五月の歌/ランボー・ド・ヴァケイラス(12世紀、フランス)
- ブルゴーニュのブランル/クロード・ジェルヴェーズ(16世紀、フランス)
- ディンディリン・ディンディリン/作者不詳(16世紀、スペイン)
- プッタネラ/ジョルジョ・マイネリオ(17世紀、イタリア)
- ブランル/クロード・ジョルヴェース(16世紀、フランス)
- アルマンド/ヨハン・ヘルマン・シャイン(17世紀、ドイツ)
- ラ・マンフレディーナ/作者不詳(14世紀、イタリア)
監修:生涯学習音楽指導員 重本昌信
[メンバー構成]
松本雅隆:バグパイプ、クルムホルン、ハーディガーディ、プサルテリー、カヌーン ほか
上野哲生:サントゥール、プサルテリー、サズ、リュート、ダルブッカ ほか
千葉潤之介:フィーデル、ヴィオラ・ダ・ガンバ、クルムホルン、リコーダー ほか
品川治夫:ラケット、カタール、クルムホルン、リコーダー ほか
長井和明:セルパン、クルムホルン、リコーダー ほか
川村正明:ショーム ほか
松本更紗:ヴィオラ・ダ・ガンバ