和楽器アンサンブル 猫勧進
伝統楽器でポップなアンサンブル
津軽三味線、和太鼓、箏、尺八。 一緒に演奏することが難しいこれらの伝統楽器をシンセサイザーを触媒に見事に融合した日本唯一のアンサンブル。
1990年に結成された「猫勧進」の最大の魅力は作曲編曲能力にあります。
音の達人、シンセサイザーの菊池慶太は、国立音楽大学作曲科卒、東京学芸大学院で音楽教育専攻という、
この分野に最適のキャリアを持ち、作曲家として活躍中。
邦楽器は楽器ごとに記譜やチューニング、文化が異なり一緒に演奏することが難しいのですが、
それを長年の研究に基づいて克服した上、 楽器の特性を生かしてジャズ風やロック風、
ポップス風と自由自在に表現の幅を増やし、 楽しく聴けて飽きない邦楽コンサートを実現しました。
知的で興味深い解説も相まって教育界からの評価が高く、各自治体の文化振興事業や国際交流事業、
学校公演の実績を積み重ねています。
全曲オリジナルCD「進め猫勧進!」に続き「津軽!猫勧進」をリリース。
メンバー構成:津軽三味線、和太鼓、箏、尺八、シンセサイザー 計5名(音響機材込)
澤田勝邦(リーダー)プロフィール
専修大学法学部卒。
1986年澤田勝邦襲名。
1995年5月 津軽三味線全日本金木大会にて青森テレビ賞受賞。
1995年12月 NHK紅白歌合戦に出演。
1996年7月 FM川崎開局イベントにゲスト出演。
1997年2月 新宿コマ劇場、長山洋子公演に出演。
1997年10月 国際交流基金の海外派遣による津軽三味線ヨーロッパ文化交流ツアー公演に参加。
イタリア、ドイツ、ベルギー、ポルトガルを歴訪。
1998年5月 津軽三味線全日本金木大会にて入賞。大條和雄賞受賞。
1998年11月津軽三味線東京全国大会でじょんがら部門優勝。
1998年 5月新宿コマ劇場、長山洋子公演に出演。
猫勧進を主宰する他、津軽三味線と邦楽の普及活動に全国をとびまわっている。
プログラム例
1.オープニング
オープニングを飾る派手なナンバー5
2.和楽器のレクチャーと伝統的演奏(伝統曲と現代曲を対比)
津軽三味線 伝統曲 曲弾き
現代曲 スィングじょんがら三下り
箏 伝統曲 六段の調べ
現代曲 花吹雪草子
尺八 伝統曲 鹿の遠音
現代曲 風のセレナータ
和太鼓 ソロ演奏
シンセサイザーのいろんな音
3.有名な伝統曲を鑑賞
春の海
4.和楽器体験コーナー
生徒さん3~4名程度に舞台上に上がってもらい、箏と和太鼓演奏を体験。
客席の皆さんも参加しての楽しい体験コーナー
5.猫勧進オリジナル曲(ここからが和楽器鑑賞体験の醍醐味です)
三味線弾きのエルニーニョ・太陽の三味線 など
アンコールはメレンゲのリズムでノリノリ! お楽しみに!
監修:生涯学習音楽指導員 重本昌信