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障がい者の和太鼓グループがプロになった 龍鼓未来

知的障がいがありながら、和太鼓演奏に類稀な才能を発揮し、和楽器のみならず、ジャズバンド、ピアノ、サックス、バイオリンなどの奏者と自在にセッションできる才能を持つ、友野龍士を中心として、和太鼓奏者3名、篠笛奏者1名で構成されています。

プロフィール

龍鼓未来2019年4月結成。同年、ベトナムでの「枯葉剤被害者支援・日越有効コンサート」出演を皮切りに、多くの障がい者や支援者に勇気と感謝を与えている。東京オリンピック・パラリンピックでの応援演奏、障がい者の自立支援ほか、さまざまな場面での演奏を予定している。
リーダー・友野龍士は、世界的指揮者・小林研一郎率いる「コバケンとその仲間たちのオーケストラ」のスペシャルメンバーとして活躍。NHK教育テレビでは、彼のドキュメンタリー番組が2度放映された。活躍の場は国内のみならず、ヨーロッパ、アメリカ、アジアと幅広い。

プログラム例(約50分)

  1. おまつり太鼓(山園純平作曲)
    子ども向け太鼓教室の練習曲。曲中に「わっしょい!わっしょい!」と掛け声を入れる部分で観客と一体になれる。
  2. 游音/ゆうね(友野龍士作曲)
    桶太鼓を肩から担いで演奏する曲。左右両面を使って叩くバチさばきのパフォーマンスが見どころ。
  3. DAN-RIO(友野龍士作曲)
    数台の和太鼓をドラムセットのように設置して一人で演奏する楽曲。リオのサンバカーニバルをイメージして作られた。
  4. 観音開き(友野龍士作曲)
    大太鼓のソロ曲。大太鼓を神様に見立て、観音堂の扉が徐々に開いていくイメージの曲。
  5. 篠笛ソロ 篠笛:瀬戸洋平
    ※曲目は演奏会場や客層によって、レパートリーの中から選曲
  6. 三宅(伝統曲)
    東京都・三宅島に伝わる伝統曲。地元では「木遣り太鼓」と呼ばれ、太鼓を横置きにして低い姿勢で演奏する。
  7. フェスタ(小林潤子作曲)
    元々は和太鼓+マリンバの演奏を想定して作られた楽曲。それを友野龍士が再構成して、龍鼓未来のレパートリーとした。

監修:生涯学習音楽指導員 重本昌信

[メンバー構成] 4名 ほか活動支援員(元小学校教員)、スタッフ